Special-Day

最期に見た夢は、三人で歩いた夏祭りだった。 インセイン「忘我灯」 この物語で変わるのは、 あなた達の最期と互いに対する想いだけ。 □シナリオ情報 プレイヤー人数：3人 リミット：3サイクル タイプ：特殊型（協力型寄り） 舞台：本当は怖い現代日本 シーン表：「灯りゆらめく夏祭り」（オリジナル） 所用時間：3～4時間（PC会話量により増減） 　亡くなった直後から目覚めるPC1・幽霊として意識があったPC2・寿命を迎えたPC3が集まって、二度目の夏祭りを歩くお話です。 　具体的な人間関係や死因はシナリオ内で決まっていないため、お好みの関係で遊ぶことができます。継続や死ネタIfも可能です。 □特殊ルール ・感情判定を行った者と目標のプレイヤーは、それぞれ互いに対する【感情】を獲得する際に、「感情表」から好きな感情一つを選ぶこともできる ・PCハンドアウトに書かれた情報は全て真実である。あなた達に「実は生きていた」はありえない □PCハンドアウト -------------------------- PC1 【使命】 あなた達は親しい間柄だ。 今日は楽しみにしていた夏祭り。どこから見て歩こうか。 あなたの【使命】は、「みんなで夏祭りを楽しむこと」だ。 以下は、口にしづらい事実である。 あなたは死者だ。 この夏祭りの後、PC2とほぼ同時に亡くなっている。 親しかったPC3を残して。 そして、あなたの意識はずっと途切れていた。 そのはずだったのに。 楽しかったあの日がもう一度巡ろうとしている。 きっと、この光景は走馬灯だ。 -------------------------- PC2 【使命】 あなた達は親しい間柄だ。 今日は楽しみにしていた夏祭り。どこから見て歩こうか。 あなたの【使命】は、「みんなで夏祭りを楽しむこと」だ。 以下は、口にしづらい事実である。 あなたは死者だ。 この夏祭りの後、PC1とほぼ同時に亡くなっている。 親しかったPC3を残して。 それから何十年もの間、あなたは幽霊としてPC3の側にいた。 PC3の死と共に、あなたもようやく成仏できる。 まさか、最期に二人と会話できる機会があるとは思わなかったけども。 -------------------------- PC3 【使命】 あなた達は親しい間柄だ。 今日は楽しみにしていた夏祭り。どこから見て歩こうか。 あなたの【使命】は、「みんなで夏祭りを楽しむこと」だ。 以下は、口にしづらい事実である。 あなたは寿命を迎えた。 この夏祭りの後、PC1もPC2もほぼ同時に亡くなっている。 あなたを残して。 それでも、あなたは何十年も生きてきた。 再び目を開けたら、そこには懐かしい顔が並んでいた。 きっと、これは走馬灯だ。 -------------------------- □配布物 readme txtファイル シナリオ　txtファイル トレーラー画像　pngファイル PCハンドアウト　pngファイル シーン表　pngファイル 人間関係表と死因表　pngファイル